ひとりごと

気のむくまま心のむくまま

病院の帰り道

地下鉄までの道のりを急ぐ

今日もずいぶん待たされた

人気のある先生だから仕方ないか。


向こうからやってきたおばあちゃん

すれ違いざま、わたしに話しかけてきた

「虹が出てますよ」

後ろを振り返ると、消えかけの虹


虹を見られた嬉しさと

誰かに話したくなったおばあちゃんの嬉しさと

ないまぜになって

わたしの気持ちも軽くなる


f:id:sassa482:20151011105201j:plain